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八坂稲荷神社
「八坂」なのか、「稲荷」なのか——初めて聞く人は少し迷う名前です。正式な名は稲荷神社。けれど村では、「八坂稲荷神社」と呼ばれてきました。
答えは本殿の中にあります。主祭神は、稲をつかさどる稲蒼魂神(うかのみたまのかみ)。そこに八坂の神・素盞嗚尊(すさのおのみこと)が配祀されています。一つの社に、二柱の神。通称はそのまま、この社の中身を言い表しているのです。
例祭は毎年10月16日。稲の神の祭りが実りの季節にあるのは、田んぼの村らしいめぐり合わせです。